阿里山郷石夢谷スケジュールに追加
最終更新時間:2017-11-09発表機関:企画科
阿里山郷豊山村の石夢谷は、海抜1800メートルがあって、この数年来最も人気がある名所になりました。石夢谷は連綿と続く約700メートルで、大きな岩の塊の構成した特殊な砂岩の河床で、石鼓盤渓上流(つまり清水渓の支流)に位置しています。ここ平坦で広くて、岩の塊の表面は河の水が一年中渦巻きで小さい石を動かして上でひっくり返ったため、最後に数千個の大きさのそれぞれ各種のピットを形成し、独特な「石のかめ」景観になります。はるかに見たところ米のつきうすのみたいな穴で、地元の人に「つきうす穴」とも呼ばれています。実はそれは地形学に呼ばれている「壷穴」であります。これら「壷穴」は岩床に広がって、深かったり浅かったりしていて、たとえ渇水期だとしても水をいっぱいに入っていました。一つひとつ浅くて澄んでいる水たまり、身にこたえるくらい冷たい、岸辺の苔が一面に生んで、林木は青々としていて、まるで山の中のユートピアになりています。
特殊な石のかめの景観以外、石夢谷の原始林だけはすでに探検する値打ちがあります。至る所にある珍しい花草、毎年4月頃、石夢谷の沿岸で2ヘクタールに達する広いオオカナメモチが満開で(つまり森氏ツツジ)、数は約10万本あまり、河谷全体をピンクと白い花海で飾られています。さらに谷中は一年中湿っぽくて、地衣類とサルオガセがいっぱい生えていて、「毛が生える木」の奇観になっています。高い海抜、雲海の押し寄せ、変化に富んで景色壮観で、帰るのを忘れるくらい、驚嘆させる景色と言えるでしょう。