竹崎郷鹿満菸楼スケジュールに追加
最終更新時間:2017-11-09発表機関:企画科
大阪風の木造建築の鹿満菸楼は、屋根の上に散熱除湿天窓があり、また、葉タバコ室と竹編泥壁があり、すべて保存されています。中の空間には模型と解説ボードがあり、タバコの葉の生産、製造プロセスを展示しており、タバコの葉の栽培、製造について紹介しています。
竹崎郷鹿満村におけるタバコの葉の栽培の歴史は、日本統治時代にさかのぼります。タバコの葉の利益は米の10倍に相当し、全盛期の作付面積は80haにのぼり、鹿満村の至る所に通称「菸仔間」の菸楼が見られました。
2002年、台湾がWTOに加盟後、鹿満のタバコ産業は次第に衰退し、菸楼や倉庫は使用率が下がり、管理がおろそかになり、廃棄され、破損していきました。