阿里山郷達娜伊谷の生態区スケジュールに追加
最終更新時間:2021-07-14発表機関:企画科
イスキアンナは鄒の族語で「大きいトビの地」という意味で、達邦コミュニティの中の1つの部落であります。住民は達邦コミュニティの自然資源を保護するために、この「イスキアンナ自然生態区」と「徳安生態区」を計画しました。
「イスキアンナ自然生態区」と「徳安生態区」は両方とも原始林の様子を保留し、生態資源もとても豊富で、人為的な破壊はあまりされていないのです。たとえ必要性がある施設だとしても、全て周辺の自然な素材から材料をとって作っています。生態区内は、巨大な山蘇、奇岩、林、野生の果樹、苔、ワラビや野生の小動物などどこにも見られます。ここも野鳥観察にとても良い場所です。イスキアンナ渓谷から下ると、澄みきっている渓流は山頂から濃密森林を通り抜け、途中ヘビイチゴ、クワの実などがいっぱいで、カラスザンショウ、クワズイモ、小ヤマイモ、糯米團、タマシダ、ツルギキョウとススキなどの植物があります。もし体力や時間は十分でありましたら、更に川にさかのぼって、獅王峡谷と虹の滝に行って見ていかがでしょう。
鄒族の人は各種類の植物を見分けることができる以外、大自然の生存の掟にもよくわかっています。彼らは狩猟をする民族で、魚か大型の猛獣に関わらず、地形と落とし穴をよく利用し、、各式の狩猟道具も精通していています。昔狩猟場所としてのイスキアンナ生態区には、漁・狩猟用の落とし穴や狩猟寮などを展示し、地元の人は客を連れてけものの跡を追う方法を体験させることも非常に面白いです。