竹崎郷雲潭の滝スケジュールに追加
最終更新時間:2018-03-28発表機関:企画科
瑞里で最も素晴らしいと称される雲潭の滝は高さ約200メートル、水は岩から飛び出るように流れていて、まるで白い帯が空から落ちてくるかのようだ。滝は三層に分かれていて、すべての層に湖面があり、中でも第3の層はもっとも壮観だ。雲潭の滝は濁水溪流域に属し、落差は35メートル、底には翡翠色の湖面が広がり、間近に見ると水しぶきが四方に飛び散り、清涼感あふれる。避暑には絶好の場所である。
雲潭の滝の第一層は高い位置にある大きな石の壁から落下していて、下方には深緑の湖水、すなわち雲潭がある。説によると底が見えないほど深く、たくさんの魚が生息しているという伝説の場所だ。さらに石壁の階段をロープに伝って登ると、雲潭の滝の第二層が登場。冬の時期はそれほど水の量は多くないが、夏は非常に壮観だ。台風が過ぎた後の3日から7日の間が、滝の最も美しい時間だ。水でできた華が石壁から流れ落ち、まるで千万の馬が戦闘に向って行進しているようで、その光景には魅了される。階段に沿って下を見ると、そこにあるのは雲潭の滝第三層。白い帯が石壁から飛び出してきているかのような光景だ。雲潭の滝までは、瑞里山莊を出発した後、花畑、竹林、森林步道、歩いても歩いても終わらない階段、長い長いつり橋、石壁の階段を上ってやっとたどり着ける。瑞里山莊を出た後の道のりはかなりハードだが、滝を遠くに眺めながらの道のりでは、どんどん大きくどんどん美しく見える滝を堪能でき、達成感が味わえること間違いない。もし休憩所から引き返す場合は、滝はどんどん小さくなり、その美しさを間近にすることができない大きな失望感に襲われてしまうだろう。