布袋謝塩祭
最終更新時間:2017-10-16発表機関:企画科
布袋の漁業・塩業は清朝時代から盛んで、布袋に溢れた漁と塩は美しい風景の中を往来し、1824年には洲南塩所(台湾塩田の先駆けとなった「白金歳月」)が開設されましたが、時代の流れとともに台湾における塩は自己生産から輸入へと移り変わり2002年、「天日干し塩」の歴史に終止符が打たれました。布袋の豊かな塩田文化を再現するため、布袋嘴文化協会は「快楽塩田心塩村(ハッピー塩田・ハートフル塩の村)」のビジョンを掲げ、「環境教育/イベント産業」を永続的な経営戦略として、塩田生産・生活・生態系を集約。6年間もの間放置されていた洲南塩所の生命を蘇らせ、文化・観光・教育の機能を備えた新しい塩田が誕生しました。観光客は自らの手と足で塩所の古き良き知恵と新しい魅力を実体験できます。